素人でも1時間で作れる!?アニメーション動画広告の制作費は1桁万円
こんにちは。
アニメーションストックの鈴木です。
JOJOの絵柄風の私すずきが、
本日皆様にお伝えしたいこと。
それは、、、
『動画広告はカンタンに、かつ、お安く作れる』
ということでございます。
やはり動画広告のイチバンの問題は、「お高めの制作費」ですよね。
加えて広告費も掛かるのに、
「これじゃあいつまで経っても、動画広告の可能性を検証するための予算を上司に提案するなんてこたぁできない。。。」
・
・
・
という新しいことへチャレンジしたい優秀なマーケターの皆様へ向けて、本記事はお送り致しますm(_ _)m。
「この記事を読むとどうなるの?」
(1)3秒のループ素材さえあれば
(2)1時間位で
(3)"それなり"の動画広告
が作れるようになります。
まだ動画広告をやってみたことが無いという方は、この記事で制作のイメージを膨らましてもらえたら嬉しいです!!
さらにアニメーション素材も買っていただきますと、そのうちの大部分(非公開ですがかなり高めの割合です)がその作品を生み出したクリエイターさんに還元されます。
ぜひ日本のアニメーション業界を盛り上げる意味でも、ご検討くださいませ。
効果バツグンの動画広告を作るならアニメーション素材一択
まずは素材の入手です。
すずきは、動画広告の素材を買うなら、実写よりもアニメーション素材をオススメします。
なぜなら、アニメーションの広告のほうが格好いいからです。
つまり、広告配信時の完全視聴率、ならびに、クリック率が高くなり、CPCが安くなります。
さらに、視聴されたユーザーさんの記憶にも残りやすいと思います。
さて今回、私たちの運営するAnimation-Stock.comに掲載されているこの素材(定価:33000円)を使います。
※商品ページはこちらから
作者はアニメーション工房さんです。
世界観が緻密に作り込まれていて、見る人を引き込む作品ですね。
この表現力を、動画広告に活かすことができたらなにか凄いことができると思いませんか?
さて、この作品がどのように動画広告になっていくのでしょうか?
とくと御覧くださいましー。
動画広告に入れるキャッチコピーを考える
動画広告で効果がいいとされるのは、9~15秒程度の短尺動画です。
短尺動画は30~60秒などの長尺動画に比べて離脱率が低く、最後まで視聴されやすいといったメリットがあります。
最近ではTikTokのようなショートムービープラットフォームの成長は著しく、Youtubeの"Shorts"やInstagramの"リール"でも後を追うようなショートムーピーのサービスがローンチされました。 ユーザートレンドとして短尺が好まれる傾向が高まっているといえます。
短尺の中ででいかにユーザーの目を惹きつけるかは重要となり、キャッチコピーひとつで視聴態度を大きく左右します。
それでは本題のキャッチコピーについてお話ししていきます!
今回は、架空の居酒屋
「一人居酒屋『おひとりさま』」という居酒屋さんをイメージして動画広告を作ってみました。
この居酒屋さんに行きたくなるキャッチコピーを考えていきます。
その前に、こういった感情を動かすキャッチコピーの作り方、考え方を1つお伝えしたいと思います。
感情を動かすキャッチコピーの作り方
まずはこちらをご覧ください。
↓ ↓ ↓
例えば、痩せたい人がいたとします。
その場合のこの人の心の動きをイメージしてみましょう。
すると
A地点では、体重が増えて危機感が芽生えた
B地点では、好きな人に太っているから振られた
C地点では、面倒になり運動頻度が減りだした
といったことが想像できます。
つまり、B地点の瞬間の感情を生み出すキャッチコピーを作れたら、行動欲求が高まるわけです。
感情を生み出すキャッチコピーを書き出してみよう
一人居酒屋に行きたくなる瞬間をイメージしながら、アイデアのもととなる要素を書き出してみます。
・大きめの仕事が終わった日の夜
・1人でゆっくりお酒を飲みたいと思う
・いつもは大勢で行くから好きなものを注文できない
・お酒と料理だけに集中したい
・たまにこういう時間があるのは豊かだなぁ
などなど、思いついたことをどんどん書いていきます。
そうすると、いくつかキーワードが浮かんでくると思います。
「一人でゆったり飲む」
「たまにはいい」
このあたりのキーワードを繋ぎ合わせて、
素材に入れやすい形にすると
「一人で飲むのもたまにはいい」
というキャッチコピーで行ってみようと思います。
動画編集ソフトで編集する
今回、私愛用のfilmora(フィモーラ)を使って動画を編集していきます。
(1)素材を編集ソフトにアップロード
まずは、素材をアップロードします。
編集ソフトと、素材ファイルを用意してください。
ファイルをドラッグ&ドロップして、編集ソフトにアップします。
(2)作りたい広告の秒数に合わせて素材を配置
今回は15秒の動画を作ってみたいと思います。
素材の秒数が3秒なので、5つ繋ぎ合わせれば15秒になります。
こちらも先程と同様ドラッグ&ドロップで完了します。
(3)居酒屋のざわついた音を入れたい
バックで流れる環境音を入れると臨場感が出ます。
今回の素材に合った居酒屋のザワザワ感に使える音源をGoogle先生で探しました。
すると、
「無料効果音で遊ぼう!」さんというサイトを見つけました。
こちらの宴会の音源を利用させていただきました。
音源はこちらのページから良いのを見繕って探しました。
※しっかりと利用規約を読み、商用利用可能かどうかチェックしましょう。今回は大丈夫でした。
ダウンロードした音源を、編集ソフトにアップしてbgmを入れていきます。
こちらもドラッグ&ドロップだけでOKです。
ほんとに動画広告を作るのってカンタンなんですよね。
(4)メインとなるBGMを入れたい
さらに、一人居酒屋『おひとりさま』のイメージにあった「ゆったりとしたBGM」を流したいと思います。
filmora(フィモーラ)には、有料級の音源が元々備わっているので、その中から今回は音源を探していこうと思います。
音源の検索窓に「癒やし」と入れたら出てきた一番上の音源を今回は使用してみることにします。
こちらも検索して、聴いてみて、良さそうなBGMをドラッグ&ドロップするだけでした。
もうお気づきの方がいらっしゃると思います。
そうです。ドラッグ&ドロップだけでここまでできるのです。
動画広告はとっつきにくいと思われる方も多いと思いますが、コツさえつかめばカンタンに自社内でも作ることができます。
問題は、素材なのです。
世界観やテーマが自社サービスと合った素材を見つけることがとても難しいので大変ですが、そういった壁をAnimation-Stock.comが打ち破れるよう今後も邁進してまいります。
(5)キャッチコピーを入れる
そろそろ大詰めも近づいてきました。
「ひとりで飲むのもたまにはいい」
ここからは素材にキャッチコピーを入れていきます。
このあたりは少しコツがいりますが、テキストを入力しその配置を決めるといったところです。
フォントも変更できますし、文字の大きさや、ボヤぁと出てくるフォントアニメーションも設定可能です。
(6)最後にサービス名を入れる
(5)と同じように最後はサービス名を入れて、興味を持ったお客さんに「一人居酒屋おひとりさま」を記憶してもらいます。
赤い矢印が、それぞれ該当のテキスト表示をさせているものになってます。
ほぼほぼイメージは湧いたと思います。
さて、実際にどのような動画広告になったのでしょうか。
(7)動画広告の完成
ではこちらをご覧ください。
まとめ|掛かった費用はいくら?
このようにやっていることは本当にカンタンです。
しかし問題は、センスのいい素材が見つからないということ。
そもそも、どういう素材がいいのか?考えること自体がかなり大変です。
色々なやり方はありますが、素材さえあればBGMとキャッチコピーだけで作ってみるというのはいかがでしょうか。
初めての動画施策であれば、予算も取りにくいと思います。
今回、掛かった費用は、編集ソフトの費用(1万円弱)と素材費用(3万円)と編集の時間(1時間)だけでした。
Animation-Stock.comに登録しているクリエイターは、個別に面談をして本人の方向性やクリエイターとしてのセンスを見極め厳選しています。
雰囲気のある素材さえあれば、見た人の心を動かす動画広告が作れるはずです。
感情を動かせれば、そこら辺の動画広告とは、効果が雲泥の差になること間違いありません。
ぜひ、興味があれば、Animation-Stockを覗いていって下さいね!
それではまた。
今回の作品:居酒屋でのひととき
作者:アニメーション工房